ハウスダストとアレルギー対策

   ハウスダスト(ほこり)は、空気中の目にはほとんど見えない小さなものです。ハウスダストの影響で引き起こされるアレルギー対策について。

ハウスダスト(ほこり)のアレルギーによる、花粉症と同様な症状の鼻水・鼻づまり・目が痒い・発疹や皮膚炎が発症し治りにくなど、ハウスダストでのアレルギー反応による影響で様々な症状が引き起こされ、悩まされている人が増えています。

ハウスダストのアレルギー対策として、原因となるほこりをこまめな掃除により取り除くということが基本であり、それ意外の対策は無いかもしれません。また、ほこりを掃除により綺麗にするのみでなく、寝室やリビングの風通しをよくすることや空気清浄機を設置するなども対策としては有効な場合もあります。

ハウスダストアレルギーの診断

埃(ほこり)アレルギーハウスダストアレルギーといっても個人差があります。同じ環境のもとで暮している家族でも発症しない場合や同じハウスダストアレルギーであっても症状の程度が異なります。人によって症状を引き起こす原因となっている原因物質が違う場合もあるので、まずは病院で受診し、検査を受けることが大切です。そもそもアレルギーが発症している原因が本当にハウスダストによるものなのかを診断してもらうことが先決です。

自己判断で「ハウスダストアレルギーなんだろう・・・」と考えていても、実際には別な要因であったり、複数のアレルギー反応で症状が出ているケースも考えられますので、明確な診断を内科や耳鼻科・皮膚科などの医師に診てもらうのが有効です。

ハウスダスト対策

ハウスダストと呼ばれるほこりのなかでもカビ・ダニの死骸や糞・花粉・細菌といった物質は、大きさが直径1mmにも満たない極微小なほこり。その小さいほこりは、部屋の移動するだけですぐに舞い上がり、床や物の上に落下して堆積するまでに時間が掛かるようです。したがって、ハウスダストを取り除く対策の基本となる掃除をする場合にコツあります。

ほこりを掃除をする時のコツ

ほこりなどのハウスダストを取り除くために掃除をする時に気を付けたいことは、埃を部屋中に舞い上げずに、床やテーブルの上などに積もっている状態で掃除をすることです。サザエさんの掃除風景のような最初にハタキがけをするのはほこりをまき散らしてしまうので良くない例ということです。小さな埃というのは人が移動するだけですぐに舞い上がるので、家の中で人の動きが比較的少ない時間帯と考えられる「早朝起きてすぐ」や「仕事や外出から帰宅してすぐ」などに掃除をするのが効果的だと言えます。また、出来れば掃除機をかける前にダスキンなどでふき掃除をし、小さなほこりを取り除くとさらに良いでしょう。

掃除と空気清浄機でハウスダスト対策

ハウスダスト対策空気中を舞っている目に見えないほこり・・・ほこりが舞う環境の中で毎日生活しているしていることは、ある意味仕方がないことです。昔の生活や田舎の生活の様に部屋中の戸や窓を開けて空気の流れを作るのはマンションなどでは難しいことでもあります。そうなるとアレルギー体質を持っている人だけでなく、小さなお子さんや免疫力の低下した高齢の方などへの悪影響は避けられません。

常日頃からまめに掃除機や拭き掃除をすること、空気清浄機などで対処することが重要になってきます。それにより環境が緩和されるからです。最初から完璧を目指さず、まずは出来る範囲で構わないので実践してみてはいかがでしょうか。

話題のピックアップ

【夏はダニ繁殖の季節 専用クリーナーがアレルギー対策に有効】
ダニが好む場所の条件は3つ。「適度な温度と湿度」、「エサとなる繊維やほこり、人のフケ、垢がある」、「潜り込める場所がある」こと。人がよく座るソファーや座布団、カーペットやカーテンなどの布製品はこの3条件を満たしているが、ダニのベストポジションは、なんといっても寝具(布団・枕・マットレスなど)。人は睡眠中に、コップ1杯分の汗をかくうえ、体温で温まる。また、縫い目やほつれから、奥深くに潜り込むこともできる。ダニにとっては最高の環境といえる。

 通常、寝具からダニを減らす方法としては、次の3ステップが必要だ。
ステップ1:丸洗いできるものや、ダニが入り込みにくい素材の寝具に変える
ステップ2:天日干しや布団乾燥器で、除湿
ステップ3:丸洗いや掃除機でダニを除去

ただし布団の買い換えや丸洗いには、手間もお金もかかる。また、雨が続く梅雨シーズンには、毎日天日干しをするのも難しい。また、高齢者のなかには、体力的に布団の上げ下ろしがつらい人もいる。そこで今、注目を集めているのが、布団専用のダニクリーナーだ。

日本ではまだ布団専用クリーナーに馴染みが薄い印象もあるが、英国アレルギー協会認定・米国食品医薬局承認など、世界23か国で100万台以上の販売実績をもつ代表的な布団専用クリーナー『レイコップ』の場合で、価格が1万7800円〜3万円(編集部調べ)程度。

先端の振動パッドが布団を毎分3000回以上も強力振動させ、奥に潜り込んだダニを叩き出しながら、吸引。ダニやその死骸だけでなく、ごく微細なダニのフン、ほこりや細菌、花粉などのアレル物質も同時に除去でき、本体に内蔵されたUV(紫外線)ランプをダニやウイルスに照射する方式で殺菌効果も高い。布団を6時間天日干しした場合、ダニなどのアレル物質は実は3.8%しか減らせないが、『レイコップ』(除菌+クリーンモードで使用)は5分間かければ85.4%、15分間なら93.1%除去。また、天日干しに比べ、約10倍ものアレル物質を回収できる。

19800円

Yahoo!ニュースより抜粋